コミュニケーション障害(受容表出混合性言語障害)の症状・原因・治療法|子供特有の症状(心・発育・異常など)からわかる病気一覧

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コミュニケーション障害(受容表出混合性言語障害)の症状・原因・治療法

コミュニケーション障害の症状

 コミュニケーション障害(受容表出混合性言語障害)とは、受容能力(話し言葉を理解する能力)と表出能力(話をする能力)とに何らかの障害があるために、自分が思っていることを言葉にのせて話すことができない能力のことをいいます。

そのため通常であれば1歳から2歳くらいになった子供はたどたどしいながらも言葉を発するようになるのですが、コミュニケーション障害(受容表出混合性言語障害)の子供は2歳を迎えても名前を呼ばれても反応を示さなかったり、まったく言葉を発しなかったりします。

そして3歳くらいを迎えると少しずつ言葉を発するようにはなりますが、何を言っているのかわからないような発音をしたり、同じ言葉を何度も繰り返して発音したりします。

またコミュニケーション障害(受容表出混合性言語障害)は、学習障害や多動性障害、不安障害、うつ病性障害を伴う場合があります。

コミュニケーション障害の原因

 コミュニケーション障害(受容表出混合性言語障害)の原因は、未だにはっきりとは解明されていません。

ただ現在コミュニケーション障害に関する様々な研究が行われており、妊娠中あるいは周産期、もしくは乳幼児期に何らかの障害が発生することが原因となっているのではないかということが指摘されています。

コミュニケーション障害の治療法

 コミュニケーション障害(受容表出混合性言語障害)は、年齢とともに徐々に改善されていくこともあります。

そのためコミュニケーション障害であるからといって、特別な治療をしなければならないというわけではありません。

ただしコミュニケーション障害の症状がかなり酷い場合には、言語療法や精神療法による治療が必要になることがあります。

言語療法とは、効く能力や話す能力、読み書きをする能力に関する障害を持つ患者に対してその症状を改善するための訓練を行っていく治療法のことをいいます。

これに対して精神療法とは、精神科医やカウンセラーが子供の認知や情緒などに働きかけることによって受容能力や表出能力を高めていき、コミュニケーション障害の症状を少しでも軽減していこうとする治療法のことをいいます。

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